2.撮って見つけた 新しい風景①

リゾート地という言葉がいい意味で似合わない、ローカルな魅力が残るチャアムとホアヒン。

ほっとする懐かしい町と、国王のサマーパレス。

新しいタイの風景を探しに。

 

Scenery1 海岸を歩くお坊さん 海沿いの町 ホアヒン

5㎞に渡る白い砂浜のホアヒン・ビーチ。海沿いには多くのリゾート・ホテルが立ち並ぶ。エンジン音のするマリンスポーツは禁止されているので、とても静か。白い砂浜は絶好のホリゾント。早起きして砂浜で海を眺めていれば、馬や犬やビーチを歩くお坊さんに出会えることも。

 

Scenery2 ラーマ4世の離宮に住む猿 プラナコーンキリ国立歴史公園

カオワンの丘の上にあるラーマ4世のかつての避暑地。ケーブルカーで上がれば、7つの王宮の建物、仏塔などを観て周ることができる。チャアムの町が一望できて眺めがいい。飲み物や食べ物を持っていると、住みついた猿に奪われるので注意。うまく撮ればいい被写体に。

 

 

ヨーロッパと中国をミックスした建築スタイル。手入れの行き届いた敷地には、プルメリアやブーゲンビリアなどたくさんの花が植えられている。

お賽銭を挟んでいる棒がカラフルでかわいい。

天文学を学んでいたラーマ4世は、この展望台からよく星を眺めていたのだとか。毎年2月初旬には宮殿がライトアップされ、花火も打ち上げられて、大規模なフェスティバルが開かれる。絶好の撮影チャンス。

ミャンマーから来ていたお坊さんと女の子。

 

立ち寄りスポット

 

ラーマ5世の美しすぎる宮殿
プララーム・ラーチャニウェート(バーンブン離宮)

ドイツ人が設計したヨーロピアンスタイルの建物。大理石の床や調度品の数々は、色もデザインも本当に素敵。残念なことに撮影は禁止。目に焼き付けるしかない。

 

Scenery3 陽射しを浴びて輝く塩 ペッチャブリーの塩田

バーンレーム地区は良質な塩が取れる町としても有名。海のそばで川や工場が近くにないから、透明感があり濃度が高く、健康にいい塩がつくられている。毎年2月頃、陽が昇る朝6時頃にカメラマンがずらりと並び、日の出や漁船、塩田で働く人たちを撮影しに来るのだとか。

 

海の水を引いて乾燥させ、できた塩は運びやすいように小山にして集める。気候の良い乾期は繁忙期。

毎日少しずつ取り集められるキラキラと輝く結晶化した塩は、スパ用に高値で売られる。

この地区の自治会長さん。今年は降水量が多く、取れる塩の量が少ないため、昨年より値上がりしているとのこと。

 

立ち寄りスポット

疲れたらスパで休憩 kanghuntong SENSE OF SALT
塩農家で取られた「塩の花」と呼ばれる特別な塩を使い、全身、フェイス、フットマッサージなどが受けられる。バスソルトやオイル、石鹸などお土産もお勧め。

 

Scenery4 光射し込む洞窟の寺院 カオ・ルアン洞窟

チャアムから約1時間。タイでも珍しい洞窟の中の寺院は、天上の岩の裂け目から光が射しこんで厳かな雰囲気。撮影には、光のきれいな午前中に訪れるのがお勧め。ラーマ4世はこの静けさを好んでよく瞑想に訪れ、多くの仏像をつくらせた。

 

穏やかに微笑んでいる涅槃像。

タイのお参り方法は、お祈りしたあと、お賽銭と引き換えにもらう蓮やマリーゴールドの花を献花し、お線香、ろうそくを立て、最後に金箔を仏像に貼る。

タイでは曜日ごとに姿の違うお釈迦様がいて、自分が生まれた曜日のお釈迦様にお祈りをする習慣がある。

 

周辺の寺院

約300年前の壁画を観よう ワット・コ・ケーオ・スッタラーム

アユタヤ時代の壁画が残る貴重な建物だが、観光客にはまだ知られていない穴場。壁画の保存の為ふだん閉められているが、お坊さんに声を掛ければ見せてもらえる。

 

 

朝の托鉢風景が撮れる ワット・マハタート

ワット・マハタートに朝6時~8時頃行くと、市民が「徳を積む」ためにお坊さんに食事やお供えを渡す托鉢風景を見ることができる。朝の空と白い塔が美しい。

 

目次

1.タイ新しい魅力を探す旅

2.撮って見つけた 新しい風景①

3.撮って見つけた 新しい風景②

4.行くのが楽しい! 地元ごはん

5.マムアンの作者 タムくんに会いに

6.撮る人にお勧め!バンコクの〝ここだけ〞

7.かくたみほさんがお勧めするサンディスクのカードの魅力!

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