1.タイ新しい魅力を探す旅

行ってきました!
羽田空港から飛行機で6時間半、深夜便でひと眠りすれば、あっという間のタイへ。
熱帯に位置するタイは年中暖かい国ですが、11月~2月の乾期がベストシーズン。
バンコクから車で2時間半、海沿いの街へ出かけました。

 

タイ新しい魅力を探す旅

ペッチャブリー&プラチュアッブキリカン

 

白い塔が街中でひときわ目立つ、ペッチャブリーのランドマーク、ワット・マハタート。細部に施された彫刻が美しいので、青い空をバックに、望遠レンズでも切りとってみよう。

 

 

 

空港から1歩外に足を踏み出すと、徐々に肌が夏の湿気を思い出してくる。タイに旅立ったのは1月下旬で、雨が少なく気温も高すぎない、11月~2月の乾期というベストシーズンに当たる。それでも気温は27℃だから、深夜便に合わせて自宅を出た夜8時の日本に比べると、その差は約25℃。
2018年がいきなり加速した気分になった。

 

朝5時に着いたバンコク・スワンナプーム国際空港の空はまだ暗い。タイは通年Tシャツで過ごせるくらい暑いが、日よけと冷房対策に薄手のシャツを1枚羽織って、冬のコートはトランクにしまいこんだ。空港の中のマッサージ屋さん近くにある、いちばんレートのいい両替所でバーツを手に入れて、向かう目的地はアユタヤでもプーケットでもない、バンコクから車で約2時間半のペッチャブリー県のチャアムと、そこから車で30分のプラチュアッブキリカン県のホアヒンだ。

 

聞きなれないのは当然で、タイの旅行ガイドをざっと見たけれど、情報が載っていたのはたった1冊の数ページだけ。2つの街は同じ海岸沿いで、かつて歴代の王族が避暑地として過ごしていた場所だ。王族ゆかりの建物がたくさん残されている。近年、リゾート地として欧米人に人気だが、日本人にはあまり知られていない。ワタリガニやエビなどおいしいシーフードが食べられるし、バンコクより物価が安いのも魅力。朝早く静かな海辺を散歩するのもいい。タイでは寺院のことをワットと呼ぶが、ペッチャブリー市内には30か所以上も寺院がある。タイの寺院建築は文化や時代、宗教によっても変わり、日本のお寺とはまた違った華やかな装飾や意匠が魅力的だ。

 

「微笑みの国タイ」と言われるだけに、市場でも街中でも、カメラを向けて撮ってもいい? とお願いすると、はにかみながらもニコッと笑い返してくれた。タイの人たちもよく記念撮影をしている。写真が好きな人たちなのだ。 サワディーカー! (こんにちは)、コップンカー!(ありがとう)、アロイ!(おいしい)。いくつかのタイ語と笑顔を忘れなければ、タイの新しい魅力が撮れるはず。

 

 

 

目次

1.タイ新しい魅力を探す旅

2.撮って見つけた 新しい風景①

3.撮って見つけた 新しい風景②

4.行くのが楽しい! 地元ごはん

5.マムアンの作者 タムくんに会いに

6.撮る人にお勧め!バンコクの〝ここだけ〞

7.かくたみほさんがお勧めするサンディスクのカードの魅力!

 

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