6.出会ったらチャンス!動物を上手に撮るポイント

まち歩きの途中で動物に出会ったら、
可愛い表情やシチュエーションを活かして撮ってみよう。
簡単な撮り方テクニックをご紹介!
 
 

ポイント1
表情を出すために走ってもらう

お散歩中の犬に出会ったとき、無言で撮影するのではなく思い切って飼い主さんに「撮らせてもらえますか?」と声を掛けてみましょう。快諾してもらえたら、向こうからやってくる様子を、正面で待って撮影! 動きをつければ、動物たちのイキイキとした表情がとらえられるはず。
 
 

ポイント2
カメラ位置を動物目線に

立ったまま撮影すると、客観的になり証拠写真になってしまいがち。動物を見つけたら、静かにしゃがんで構図をチェック。カメラの液晶モニターが、上から見られる可動タイプだと、水平もとりやすく撮影も楽々。動物目線で寄り目に切りとれば、動物の気持ちが想像できるような1枚に。
 
 

ポイント3
その瞬間をひたすら待つ

鳥の飛び立つ瞬間は実に幻想的。止まっている鳥を見つけたら、構図とカメラの設定を定めてその場で待機。ブレなく撮るには、カメラのシャッタースピードを1/1000秒以上にするとベター。背景を近くに引き寄せる“圧縮効果”が得られる望遠レンズなら、絵画的に切りとれます。
 
 

ポイント4
背景を活かしてシンプルに


街なかでの動物スナップは、動物たちの生活の様子も写し撮れることも魅力のひとつ。つい寄って撮影しがちですが、周りの背景を入れながら撮影すると、それぞれの世界観も伝わる写真に。動物のサイズ感は小さくても、背景の色味や要素を抑え単純な構図にすると、動物が際立ってきます。
 
 
 

目次

1.動物たちに出会う谷根千・上野
2.どこか懐かしくて穏やかな 日暮里・谷中エリア
3.個性が光るつくり手から刺激を受ける千駄木エリア
4.美味しい匂いに誘われて食べ歩きが楽しい根津エリア
5.写真好きのためのニューヨークの歩き方
6. デルタ航空でニューヨークへ!
7.動物巡りのあとは上野アート散歩へ!